RacingMall.Com | Shopping mall for Racing cars.

The Shopping mall of Racing cars performance parts.

asimg_02_header_hi_3562c62c7f5407b-660x440.jpg
Jul
06
 7月6日、フェラーリは2023年にデビューが予定されている新型ル・マン・ハイパーカー(LMH)のシェイクダウンを、イタリア・フィオラノのテストトラックで完了した。ファクトリードライバーのアレッサンドロ・ピエール・グイディはこの体験を「とてもポジティブだった」と振り返った。  この日の朝から行われたシェイクダウンでは、ピエール・グイディが最初にハイブリッド搭載の4輪駆動LMH車両のステアリング握り、午後にはニクラス・ニールセンがその役目を引き継いだ。シェイクダウンはフェラーリCEOのベネデット・ヴィーニャの立ち会いのもと行われたという。 「何カ月もシミュレーターの中で過ごしてきたが、ついに実車に乗ることができ、とても感激している」と、最初にマシンをドライブしたピエール・グイディ。 「最後の公式参戦から50年、耐久レースの頂点に返り咲くフェラーリをドライブできたことは、僕にとってとてもエモーショナルなものだった」 「まだスタート地点に立ったばかりで、これからやるべきことはたくさんある。だが、とてもポジティブなフィーリングだ」...
asimg_g00_cd62c3170a170ba-660x440.jpg
Jul
06
 FIAのエンデュランス・コミッティは、WEC世界耐久選手権第4戦モンツァ向けのBoP(性能調整)ブルテンを7月5日付で発行した。新たにハイパーカークラスに参入するプジョー9X8のイニシャルBoPが判明したほか、トヨタなどその他のマニュファクチャラーにもいくつかの変更が加えられた。  7月10日にイタリア・モンツァで決勝が行われるWEC第4戦では、最高峰ハイパーカークラスに、ル・マン・ハイパーカー(LMH)規定のニューマシン、プジョー9X8が2台体制でデビューする。今回のBoPブルテンにおいては、この新型車両の最初のBoPが判明したほか、ハイパーカークラスを戦うトヨタGR010ハイブリッド、グリッケンハウス007 LMH、アルピーヌA480も、それぞれ出力や重量の面で調整を受けている。  フロントにハイブリッドシステムを搭載するプジョー9X8は、最低重量が1079kgと定められた。最大出力は515kW、1スティントでの最大エネルギー量は909MJとなっている。...
asimg_XPB_1157099_1200px_ee62c2fc791d835-660x441.jpg
Jul
06
 2022年シーズンで7年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄エンジニアリングディレクター。第10戦イギリスGPでは、ミック・シューマッハーが待望のF1初入賞を果たした。終盤には現チャンピオンのマックス・フェルスタッペンとのバトルを演じ、このレースでまた一歩成長して自信を得たはずだ。ケビン・マグヌッセンも入賞し、ハースは3年ぶりとなるダブル入賞を果たした。  コラム第9回は、前編・後編の2本立てでお届け。前編となる今回は、イギリスGPの現場の事情を小松エンジニアが振り返ります。 ──────────────────── 2022年F1第10戦イギリスGP #47 ミック・シューマッハー 予選19番手/決勝8位 #20 ケビン・マグヌッセン 予選17番手/決勝10位...
asimg_22R10BriSu-Zho-LAT12_4362c606d49b2d2-660x440.jpg
Jul
06
 F1の安全委員会は、安全性のさらなる向上のため、イギリスGPスタート直後に起きた周冠宇(アルファロメオ)のクラッシュについて、調査を始めている。他車にヒットされた周のマシンは、逆さまになった状態でスピンしながら、ターマックからターン1外のグラベルトラップまで100メートル以上を滑り、タイヤバリアを乗り越え、セーフティネットに底面から当たって、バリアとネットの隙間に落下した。周には幸いにも大きな怪我はなく、レース中に検査を終了し、元気な姿を見せた。だが、周のアクシデントからは、今後改善すべき課題が見えてきた。F1とFIAは、調査の後に、F1テクニカルレギュレーションへの変更を行う可能性がある。...
Jul
06
■サーキットデータ ・名称:レッドブルリンク ・全長:4.318km/レース距離:306.452km ・周回数:71周/コーナー数:10 ・ラップレコード:1分05秒619(カルロス・サインツ/2020) ■タイヤ選択 ・ホワイト・ハードC3(白) ・イエロー・ミディアムC4(黄) ・レッド・ソフトC5(赤) ■タイムスケジュール/日本時間(現地時間) ・7月8日(金) フリー走行1 20:30~21:30(13:30~14:30) 予選 24:00~25:00(17:00~18:00) ・7月9日(土) フリー走行2 19:30~20:30(12:30~13:30) スプリント 23:30~24:30(16:30~17:30) ・7月10日(日) 決勝(71周) 22:00~(15:00~) ■TV放送/映像配信予定 ・CS放送/フジテレビNEXT...
Jul
06
 2023年初頭より、F1の巡回展が始まり、数年にわたって世界中の多くの都市を回るという。  F1展は、F1と世界的に有名な製作会社『Round Room Studios』とのコラボレーションによるものだ。『Round Room Studios』は、『ジュラシック・ワールド展』、『マンデラ:オフィシャル・エキシビジョン』、『トゥパック・シャクール:Wake Me When I’m Free』といった数多くの大ヒット展の制作や宣伝を行ってきた。  F1展には歴史的な展示品と新たな制作物が含まれる。また、F1の映像アーカイブへの前例のないアクセスを利用し、モータースポーツ最大のスペクタクルの並外れたストーリーを通して、実体感のあるインタラクティブな体験を提供する。  著名なF1の専門家、歴史家、ジャーナリストらによって監督されたこの展示は、F1史上初めての公式展示となる。象徴的なレースカーや、F1の不朽のレジェンドたちからの特別な協力があり、F1展はすべてのF1ファンにとって必見の場所になるだろう。...
asimg_2022BritishGrandPrixSundayGP2210_161504177A9232_6562c5d3a30efff-660x440.jpg
Jul
06
 マクラーレンF1のアンドレアス・ザイドル代表は、2022年のチーム予算が上限として設定されている1億4000万ドルを超過する見込みであることを明かした。  2021年から導入されたバジェットキャップ(予算制限)制度により、F1ではチームの年間予算に制限が設けられている。今季の上限は1億4000万ドルと定められているが、『GP Fans』によると、マクラーレンF1のザイドル代表は「予想外のコストがかさんだことにより、バジェットキャップを守れない状況にある」ことを明かした。  ザイドルが「予想外のコスト」として挙げているのは輸送費と光熱費の高騰だ。長引くコロナ禍とロシアによるウクライナ侵攻の影響で世界的なインフレと原油高が進み、これらのコストは「これ以上調整できない」状態にまで膨らんだとザイドルは説明する。  マクラーレンF1のような規模のチームでは、年始の時点で上限に近い予算計画を立てており、それ以後の急激なコスト増に対応することが難しい。レッドブルやメルセデスなど、マクラーレンと同様にバジェットキャップの引き上げを求めるトップチームも同じ状況だ。...