バニャイア、MotoGPタイトル防衛。2年連続でチャンピオンに輝く/第20戦バレンシアGP

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By Auto News on Nov 26, 2023 at 7:03 AM
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     11月26日、2023年MotoGP第20戦バレンシアGP MotoGPクラスの決勝がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで開催され、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝を獲得して、2年連続のチャンピオンに輝いた。

     19997年1月14日に生まれ、現在26歳のバニャイアはイタリア出身のライダーだ。2013年にMoto3クラスでデビューを果たすと、2016年には2勝を含む6度の表彰台でランキング4位で終えた。2017年からMoto2クラスにステップアップし、2018年には8勝を含む12度の表彰台でチャンピオンに輝いた。

     そして、2019年にMotoGPクラスに昇格し、ドゥカティのサテライトチームであるプラマック・レーシングで2年間を戦った。2021年からはファクトリーチームのドゥカティ・レノボ・チームから参戦を開始し、初年度は6度のポールポジションと4勝を含む9度の表彰台を獲得。ランキング2位で終え、コンストラクターズチャンピオンとチームチャンピオンのタイトル獲得に貢献した。

     さらに、2022年は2勝を含む計10度の表彰台を獲得してバニャイアが年間タイトルを獲得。コンストラクターズとチームチャンピオンも獲得して、2007年以来の2度目となる悲願のトリプルクラウンを達成した。チャンピオンナンバーを掲げて戦った2023年は19戦終了時点において決勝で6勝を含む13度の表彰台を獲得し、スプリントでは4勝を挙げた。

     第19戦カタールGPのスプリントでランキング2位のホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が優勝を飾ったことで、王座決定は最終戦へと持ち越されたが、決勝ではバニャイアが2位、マルティンが10位となり21ポイント差で今大会を迎えた。バレンシアGPのスプリントではマルティンが優勝を飾ったことで再び14ポイント差に迫り、決勝レースへ持ち越しとなった。

     決勝ではオープニングラップから直接対決となったが、接触により順位を下げてしまったマルティンが6周目に転倒。それにより優勝したバニャイアがタイトル防衛を果たし、2年連続ワールドチャンピオンに輝いた。
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    2023MotoGP:フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)とホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)

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