【角田裕毅F1第6戦密着】今後のアップデートに向け走行データ収集を重視。初日14番手も「全体としては悪くない」

Discussion in 'News and Articles' started by Auto News, May 20, 2022.

By Auto News on May 20, 2022 at 7:00 PM
  1. Auto News

    Auto News Moderator Staff Member

     開幕5戦が終了し、ヨーロッパに戻ってきたF1は6戦目のスペインGPを迎えた。事実上のヨーロッパラウンド開幕戦となるこの1戦に、ライバルチームがこぞってマシンをアップデートしてきた。しかし、アルファタウリはスペインGPに新たな開発パーツを持ち込まなかった。

    「そうですね、僕たちは今回、アップデートパーツは持ち込んでいません」

     角田とアルファタウリが戦うことをあきらめたわけではない。現在のバジェットキャップ制がレギュレーションによって定められており、かつてのように莫大な予算をかけた開発ができなくなった。今年は年間1億4,000万ドル(約173億円)と定められており、その範囲内でしか開発を行うことができない。

    「だから、ほかのチームにシーズン前半にどんどんアップグレードしてもらって、開発に使えるお金が尽きて、後半アップグレードできないほうが僕たちのようなチームにはいいですね」(角田)

     アルファタウリのような小規模なチームは、これまで予算の関係からシーズン後半はほとんどマシンをアップデートできず、苦しい戦いを強いられることが少なくなかった。しかし、現在は予算が決められているので、シーズンを通して毎回アップデートすることは不可能となった。したがって、限られた予算で開発したパーツをいかに機能させるかが重要となった。
    .
    ガレージに置かれた角田のマシン。アルファタウリはこのスペインGPにはアップデートパーツを持ち込んでないという

     角田はこう語る。

    「僕たちはできるだけ効果的にアップグレードしたほうがいいと考えているので、頻繁に小さなアップグレードを繰り返すよりも、シーズン中に何回かに分けて、まとめてアップグレードする予定です」

     そして、そのために必要なことは「しっかりと走行データを収集して方向性を定めること」だと角田は説く。

     スペインGP初日、フリー走行2回目の結果は14番手だったが、角田に焦りはない。

    「ペースとしてはそんなによくないですが、全体としては悪くないです」

     いまは一発のタイムより、いかに走行データを収集するか──フリー走行1回目で28周、2回目も29周した角田。

    「まだ初日で、これからもっともっと変わるので、Q3に向けて慎重にクルマを作っていきたいと思います」と言って、エンジニアリングルームへ向かった。
    .
    2022年F1第6戦スペインGP 角田裕毅(アルファタウリ)

    .
     

Comments

Discussion in 'News and Articles' started by Auto News, May 20, 2022.

Share This Page