新エアロ投入のトヨタ勢がトップ6に4台。初開催WRCクロアチア、走り出しはエバンス最速

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By Auto News on Apr 22, 2021 at 5:42 AM
  1. Auto News

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     4月22日、WRC世界ラリー選手権第3戦が東欧クロアチアで開幕し、翌日から始まる競技を前にシェイクダウンが行われた。今季初のフルターマック(舗装路)ラリーとなる今イベント最初のセッションでトップタイムをマークしたのは、TOYOTA GAZOO Racing WRTのエルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)だった。

     精力的な誘致活動の末に34番目のWRC開催国となり、初めて最高峰ラリーシリーズの1ラウンドとして開催されることになったクロアチア・ラリー。1974年に初開催されたこのイベントは、首都ザグレブを中心に展開される歴史あるアスファルトラリーだが、トップクラスに参戦する現役ドライバーにその経験者はおらず、誰にとっても初めてのラリーとなっている。

     そんなクロアチア・ラリーのシェイクダウンが22日、ザグレブ北部に設定された全長4.60kmのステージで行われた。このテストの最初ランで一番時計を記録したのは現在、史上最年少でポイントランキング首位に立っているカッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)だったが、チームメイトであるエバンスが2度目の走行でこれを上回ってトップに。彼は3走目でさらにタイムを縮め、最終的に2分45秒1というタイムを残した。
    .
    カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)

     2番手はティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)で、エバンスとのギャップは0.7秒。3番手のロバンペラと4番手となったオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)が2分46秒台のタイムをマークした。その後ろにはセバスチャン・オジエと勝田貴元(ともにトヨタ・ヤリスWRC)が続き、上位6台中4台をトヨタ勢が占めるかたちとなっている。
     
     なお、トヨタはこのクロアチアで、ヤリスWRCに新しい空力パーツを装着してきた。ニューパーツはフロントフェンダーのタイヤハウス上部からAピラーの付け根にかけて取り付けられた衝立状のもので、シャークティースのような切り欠きがあるのが特徴だ。

     また、フェンダー後方は下部がネット仕上げとなっている他、リヤ方向に行くにつれて内側へ絞り込まれ、その部分に3枚のカナードが配置されている。

     Mスポーツ・フォード勢は今イベントがWRカーデビュー戦となるエイドリアン・フルモー(フォード・フィエスタWRC)が2分49秒2をマークし、僚友ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)を上回る7番手という好スタートを切った。ガス・グリーンスミスは8番手で、9番手と10番手にはヒュンダイのピエール・ルイ・ルーベとクレイグ・ブリーンが入っている。

     クロアチアでWRC復帰を果たし、その後も複数のWRCイベントに挑むことが明らかにされているJRC全日本ラリー王者の新井大輝(フォード・フィエスタ・ラリー2)は、1走目で痛恨のコースオフを喫してしまう。しかし、再走行が叶い2本目で3分09秒、3度目のランで3分03秒2を記録しWRC3クラス5番手/総合21番手でシェイクダウンを終えた。

     明日から競技がスタートするクロアチア・ラリー、初日の23日(金)は、ザグレブの南西エリアで4本のSSを日中のサービスを挟んで各2回走行する予定だ。
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    トヨタ・ヤリスWRCの新しい空力パーツ(後方から)
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    トヨタ・ヤリスWRCの新しい空力パーツ
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    トヨタ・ヤリスWRCフロントフェンダー部に装着された新しい空力パーツ
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    WRカーデビュー戦を迎えているエイドリアン・フルモー(フォード・フィエスタWRC)
    .
    ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)

    ■2021年WRC第3戦クロアチア シェイクダウン結果

    Pos. No. Driver Machine Time
    1​
    33​
    E.エバンス トヨタ・ヤリスWRC
    2’45.1​
    2​
    11​
    T.ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC
    2’45.8​
    3​
    69​
    K.ロバンペラ トヨタ・ヤリスWRC
    2’46.4​
    4​
    8​
    O.タナク ヒュンダイi20クーペWRC
    2’46.6​
    5​
    1​
    S.オジエ トヨタ・ヤリスWRC
    2’47.6​
    6​
    18​
    勝田貴元 トヨタ・ヤリスWRC
    2’48.9​
    7​
    16​
    A.フルモー フォード・フィエスタWRC
    2’49.2​
    8​
    44​
    G.グリーンスミス フォード・フィエスタWRC
    2’49.7​
    9​
    7​
    P-L.ルーベ ヒュンダイi20クーペWRC
    2’49.8​
    10​
    42​
    C.ブリーン ヒュンダイi20クーペWRC
    2’51.6​
    25​
    36​
    新井大輝(WRC3) フォード・フィエスタ・ラリー2
    3’03.2​


    ※リザルトは編集部集計

    .
     

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